p131の7行目(D.スーパービジョン)、およびp155の15行目(文献)
誤:名高潤慈
正:名島潤慈
p137~153 (3)動機づけ面接治療整合性尺度~MITI
MITIは2015年に4.1から4.2に改訂されました。全体スコアの良(Fair)、優(Good)の基準点が変更になっています。今後、トレーナーネットワークなどが公式に行う評価ではすべてMITI4.2が用いられます。
MITI4.1 | MITI4.2 | |
関係的全体スコア Relational Global Score |
優:5以上 良:4以上 |
優:4以上 良:3.5以上 |
技術的全体スコア Technical Global Score |
優:4以上 良:3以上 |
優:4以上 良:3以上 |
本文(p138)および表9-7(p140)、表9-9(p153)では、MITI4.1に準じた記載としても上記の数値が一部誤っていました。おわびいたします。
平成28年度診療報酬改訂によるニコチン依存症管理料算定基準の変更
1)ブリンクマン指数による対象制限の緩和
改定前:1日本数×喫煙年数が200以上の者
改定後:35歳以上の者については1日本数×喫煙年数が200以上であること
厚生労働省 保医発0304第3号
診療報酬の算定方法の一部改正に伴う
実施上の留意事項について
2)治療中断が多い施設の減額算定
改定前:(新設)
改定後:前年度に基準*を満たさない施設のニコチン依存症管理料算定は70/100
(算定人数0なら減額なし)
*過去1年(4~3月)の患者平均管理料算定回数が2回以上(H28年4月から評価開始)
平成28年厚生労働省告示第54号
特掲診察料の施設基準等の一部を改正する件
3)未成年への保険適用
Q.今回の改定により、高校生などの未成年者への投与についてもニコチン依存症管理料の算定が可能と考えてよいか?
A.依存状態等を医学的に判断し、本人の禁煙の意志を確認するとともに、家族等と相談の上算定することとなる
(厚生労働省当局に確認済み)
日本医師会
平成28年度診療報酬改定『Q&A』(その1)
2016年3月5日